秋月のブログ

施設のブログ:秋月

2015/12/15

世代間交流  ~ 石神井台小学校6年生の来訪 ~

それは去る12/11(金)の午後のことです。

「こんにちは~!」

「宜しくお願いしま~す!!」

元気いっぱい、爽やかな挨拶を交わしながら、

賑やかな一団が秋月にやってきました。

石神井台小学校6年1組の皆様です!

 

「総合授業」の一環として、

地域の高齢者とかかわりを持とつことが目的です。

ピンと背中を伸ばし、一列に並んで――

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「石神井台小学校、6年1組です!!」

何とも威勢のいい声に、

利用者様も目を真ん丸くしていましたが、

「元気だねぇ~。」「孫と同じくらいだわ!」と

次第に目尻が下がっていきます。

 

クラスの中で7チームに分かれ、

それぞれが色々な“技”を披露して下さいました。

クイズや、自分たちで考えた劇、昔遊び、

ダブルダッチ、芝居、リコーダー…等々。

たくさんの笑顔と拍手、

時には声援やおぉーっという歓声、

そして笑い声がホールいっぱいに明るく響きます。

今日のためにたくさん練習されたことでしょう。

6年生ともなると、その完成度の高さに

こちらもつい見入ってしまいました。

本当に有難うございます。

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その後、入居者の皆様と輪になって…

座談会でしょうか?

 

「好きな食べ物は??」

「どんなお仕事してましたか??」

「何の教科が好き??」

「将来は何になるの??」

 

積極的に質問している子供たち。

逆に質問で返される子どもたちの姿もあり、

ほほえましい限りでした。

6年生にもなると会話も弾んでいるようです。

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前半のセッションでは、

色々な技を披露していただき、

それぞれが協力し合いながら頑張っている姿に胸が熱くなりました。

 

後半のセッションでは、

子どもたちから若い力や夢を頂き、

あっという間の1時間20分でした。

 

その場にお子様・若い方がいらっしゃる、というだけで、

職員もなんとなく身も心も引き締まるというか、

前向きな気持ちで褌を締め直したくなるような、

そんな気持ちでこの来訪を入居者様と共に鑑賞させていただきました。

 

この中の誰かが、

将来こういった高齢者施設で輝いていく存在になるかもしれません。

この中の誰かが、

介護や医療の分野で先頭に立って世界を変えていく存在になるかもしれません。

この中の誰かが…。

 

眩しいような、懐かしいような、

頼もしいような。

そんなまだ見ぬ未来への期待で、職員の胸も熱くなりました。

子どもたちに誇れる介護をしていかなければいけませんね。

 

いつも思いますが、

秋月も地域の中にもっと溶け込み、

お役にたてる存在になりたいものです。