秋月のブログ

施設のブログ:秋月

2015/09/28

3ABユニット お彼岸のお萩作り

たこ焼き風パンケーキ、心太…と

9月のおやつ作りを楽しんできた3ABユニットの皆様。

9月の〆括りは…そうです、お萩!

ウィキペディアでは、

「もち米とうるち米を混ぜたものを蒸すあるいは炊き、

米粒が残る程度に軽く搗いて丸めたものに

餡をまぶした食べ物である。

春のものを牡丹餅、

秋のものをお萩という説もあり…」とのこと。

 

しかし、もち米やうるち米を使うと、

嚥下や咀嚼が難しくなってしまいます。

そこで今回は、ご飯の部分にゼラチンを使って、

限りなく本物に近い触感を追求してみました。

 

本当はユニット中、フロア中にいい香りが漂うように、

お鍋いっぱい小豆を炊きたかったけれど、

今回は残念ながら、

時間も人手もあまりかけられそうになく…

致し方なし。

既製品で代用!

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バッドに小豆とご飯をよそい、

好きな量ずつ作って頂きました。

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皆様の大好きな小豆をたっぷりまぶします。

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えっ、作りながら食べちゃった!?

う~ん…それも手作りの醍醐味ですね!

「うん、美味しい。お代わり!」

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こだわり派のA様、

丁寧にたっぷりと小豆をつけていきます。

「ちょっとこの…端っこのところに足りないのよ。」

どうしたら見目よく美しいままでお萩をいただけるか、

召し上がりながらもずっと頭を悩ませていらっしゃいました。

 

 

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M様は皆様にごはんと小豆を取り分けて下さいました。

綺麗にマニュキュアを塗った指先で、

上品に「いただきます!」

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こちらは…のんびりソファでおくつろぎ。

「私食べる人、あなた作る人!」

なるほど!

 

 

 

 

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「S様、お彼岸の唄って何かあるかなぁ?」

DSCN4492わいわい盛り上がるこちらのテーブルでは、

新人職員がおはぎを作っています。

「ねぇそれなんか、お萩っていうよりおにぎりよ。」

「もっとこう…小さくしたら?」

女性職員やお萩作りベテランに利用者様から

ビシバシ指導が入ります。

「俺作るの初めてなんスよ~…」

なんだかんだ言いながら楽しそうです。

 

そして、召し上がって頂きます。

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T様、「まぁこんなもんでしょうな。」

辛口の評価です!

 

 

 

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女性陣は思い出話にも花が咲きます。

「お萩なんて昔は近所のお宅で上手な方が必ずいらして、

沢山作ったのを分けてもらうのよね。」

「小豆が難しいのよね。お砂糖の加減がね…」

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M様、この頃は介助で召し上がることが多いのですが、

大好きなお萩にはご自身で手を伸ばされていました。

「美味しいわぁ~。」

 

 

このような作り方のお萩は、思ったより職員の負担も少なかったようです。

「材料が余ったから、近いうちにまたやろうね。」

遊びに来ていた職員の子どもさんも、

お茶を配るのを手伝ってくれました。

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T様はお嬢様に手伝ってもらって満面の笑みでした!

お嬢様、いつも有難うございます。

 

 

 

 

 

皆様に支えられての秋月の手作りおやつ。

来月もお楽しみに♪