以前からご紹介しております

３ＡＢユニットのおやつ作りです。

今月2回目の調理レクリエーション、

心太――読めますか？

そう、ところてん　です。

心太は、実はとても古い歴史があります。

天草を煮溶かす方法は遣唐使が持ち帰ったとされていますが、

ざっと考えて1300年程前から日本人に親しまれているのですね。

当時は、天草を「凝海藻（こるもは）」と呼んでおり、

ところてんは俗に「こころふと」と呼ばれ、

「心太」の感じが充てられました。

「こころふと」の「こころ」は「凝る」が転じたもので、

「ふと」は「太い海藻」と考えられているそうですが、

正確な由来は未詳。

奥が深いですね。

さてさて実際の心太作りですが、

今回は寒天から作りました。

冷やして固めてできあがった塊りのところてん。

そしてこの調理で、本日も準備や固める段階から大活躍されたのは、

以前ご紹介しました元調理師のｗ様。

今も、どのように切り分けるか考え中です。

「天突器の大きさから…12等分くらい、かな？」

決まれば早い！！

迷いのない包丁さばきがお見事です。

準備完了！！

入居者様が次々と天突器で押していきます。

押し出した心太、お好みで

ぽんず、黒蜜等を選んでかけて頂き、召し上がります。

「ところてんなんて、懐かしいわねぇ！」

「子どもを連れて行ったデパートの喫茶店でね、

涼しかろうと思ってよく夏に食べてね…」

皆様、昔を思い出し楽しんで頂けたようです。

ご家族もご参加いただいて、満面の笑顔！

今日はその他のおやつに

プチシュークリームとマロンパイもつきました。

もうお腹一杯です。

又、今日はＩ様の誕生祝いを兼ねたレクリエーションでした。

Ｉ様、秋月に入所後、命が危ないような

身体状態に陥ったこともありました。

しかし、本人はもちろん、奥様やご家族のご協力で

秋月で3回目の誕生日を祝うことができました。

なんとI様、3年前の入所当日も奥様がお誕生日で、

大きなホールのケーキやお酒で、

息子様ご夫婦が素敵なお祝いをして盛り上げて下さったことがありました。

毎年お誕生日には、御家族様が

ご本人の大好きなお酒やお花やケーキを用意して下さり、

ご本人を囲んで心を込めてお祝いして下さっています。

来年も、元気に皆で誕生日を祝いましょうね!!

秋月一食いしん坊ユニットの３ＡＢ、

なんと今月もう1回調理レクリエーションがあります。

食欲の秋!!

メニューは何でしょう!?

お楽しみに★